actday。

~ 少しでも気持ちが楽になりますように ~ 

眠気に勝つ方法

以前もお話をしましたが、うちのデイサービスは麻雀をレクリエーションとして行ってます
 
昔からやってた人や、デイサービスに来られてから始めた方もいらっしゃいます
 
今回のおじいちゃんは昔から趣味でやっていた程度なので特に麻雀が強いという分けではないのですが、いつも麻雀を楽しみに来てくれます
懐メロが好きでCDを沢山持っていてデイサービスに来る時は自分が聞きたいCDを持参してきてくれます
 
そして、今日も白熱?した麻雀が繰り広げられてる中
そのおじいちゃんが眠そうにしていました
見てるとだんだんと瞼が降りては目を開いて、また降りては目を開いてを続けてました
 
僕はそのおじいちゃんに少し休む事を提案したのですが「大丈夫」と言って麻雀を続けます
 
それでも見ていると眠いのか、だんだんと瞼が降りては開いてを繰り返してます
 
そのうちそのおじいしゃんは介護士を呼びました
 
そして介護士の方に何かを話しました
 
話を聞いた介護士は目をまん丸にして言われたことをオウム返ししておじいちゃんに確認をしました
 
力強くうなずくおじいちゃん
 
怯えた顔をしている介護士
 
そして介護士が席を外しあるものを手にして戻ってきました
 
もう一度おじいちゃんに確認する介護士
 
答えは変わらないおじいちゃん
 
介護士は観念した顔してしぶしぶと手に持っていたガムテープを小さく切り取りおじいちゃんの瞼に貼りつけたのです
 
瞼に貼った逆を眉毛に着かないよう引っ張りながら貼り付け強制的に瞼が下に降りないようにしたのです
 
その姿はまさにビートたけしがやりそうなコントそのもの
 
結局テープはすぐに取れてしまったのですがその数十秒は目を吊り上げて無双状態にも見えました(あくまでも見た目)
 
それ以来ガムテープの依頼は来ませんが楽しんで麻雀をやっているようです
よかったよかった
 
 
一口メモ
おじいちゃん、おばあちゃんの方から色々と要望を言われる事があるのですが、基本的には最初の一言目は肯定します
例えば、「家に帰りたいからもう帰っていい?」など言われる時があるのですが
どうして家に帰りたいか一旦お聞きした上で、特に問題がなければ、「帰っても大丈夫なんですけど時間にならないと家族の方が帰って来ないのでその時に家まで送りますのね」と言った具合に一度受け止めてから話を続けてみてください
最初から「ダメです」や「無理です」と話してしまうとおじいちゃん、おばあちゃんが構えてしまいます
ちなみに認知症の方であっても対応は同じです

ブログランキング・にほんブログ村へよろしければクリックお願いします